Diary Blog of Dary

temtanが書いた文章

男性のかなり多い(つか男性しか居ない)環境に身を置いた男より言いたい

http://d.hatena.ne.jp/b_say_so/20061126/1164517399

理系に女性が少ないという話から、一般的に男性が多い環境は女性にどう思われているのかという話。

この話には実体験から共感できるところがある。自分が入った大学の学科は通常は 80 人中に女性は 2 〜 3 人は居た。入学する前からちゃんとチェックしていたのでこれは確実。だがしかし、運悪く自分の年代のみ 1 人も居ないという状況になってしまった。後から聞いた話だが、最初は女性は 1 人のみだったそうだが、学校側が配慮して女性は 1 人である旨を伝えてそれでも入るかどうか聞いたところ結局入らずに断ったと言う。だから別に男性の多い環境に女性がためらうのは判る。もしも自分がそうなったら同じ事をしてたし、それをどうこう思うことも無い。

理系に女性が少ないって言うのも別に不公平感や不満など無い。多くの男性が自分が看護士になる事なんて考えないように、女性も理学や工学に興味を持つ人が少ないのなんて昔からの「あたりまえ」である。違和感など全く無い。

だがしかし言いたい。このように女性が男性の多い環境に行くことをためらったり避けたりすることは、結果として周りに女性が居ないので女性に対する免疫を養えずその免疫が無い為に女性から避けられてしまうような状況になってしまう男を生み出しているということだ。別に誰を咎めているわけでもないし、誰が悪いことじゃない。これは自然な流れである。卵が先か鶏が先かみたいに、女性が少ない環境だから女性が寄って来ないのか女性が寄って来ないから女性が少ない環境なのかはなんともいえない。

ここから俺の叫び。

自分は自分の興味のある事を目指して夢を持ち行動してきた。結果の一つとしてコンピュータ関連の学科に入る事が出来たし、それに関連した人脈もそれなりに持っている。しかし、常にそこには女性が居ることは無かった。男女に差なんてないとは思っていない。差はあって当然。だから別に今までの環境に女性が少ないこと自体は別にどうとも思わない。けれどもだ、女性らが男ばかりだと避けて出来るような環境を作っておいて、女性の扱いが下手なのは嫌とか女性と付き合ったことが無い男を欠陥人間と扱うのはあまりにやりきれない。こっちからすれば「おめーらが周りに居なかったからじゃねーかよ」見たいな事を一言ぐらい言いたいのである。誰も悪くないのに。