Diary Blog of Dary

temtanが書いた文章

ナチュラルに「気付いたら殺っていた」を言いそうな人が

最近は気持ち的に以前のようにドロドロゴンゴンギャーズみたいな感じじゃなくなってきて、これは悟りでも開いたかなと思ってみたりなんかしちゃったりして、まあそんな雰囲気を漂っていたわたくしですが、つい先日の頃、電車の乗り換えでホームから階段で移動している最中に直ぐ前方に高校生らしき制服を着たつがいがおりまして、何かと思えばXX型の方が「もぅー!なによー!(はぁと)」みたいな会話をしていた模様だったのですが、それを視界に入れた私の心はどうなったかと申しますと。

ある鮮明な映像が。自分の足が弧を描いて前方へ移動しているとても映像をナチュラルに見えたんですよ。多分さいころ振って 6 が出たら現実になっていたと思える感じ。それもこれといった感情の起伏を全く伴わず、というか何だろう、自分が自分じゃないというとありきたりで陳腐な表現だが、いつの間にか自分の管理する理性の範囲外に意識が出来ていて、それがフイと出てきた感じだろうか。以前のドロドロゴンゴンギャーズな状態の時は「ムッキー!ムカムカ!殴りたい!」とまあ思っても行動に出ることは無い事ぐらいは自覚できていたと思ってたんだけど、最近はそんな感じも収まっていたと思っていたらまさかこんな異質な物になっているとは。もし行動に移していたらナチュラルに「気付いたらやってました」と言えるね。

イメージ的には以前は大きな球体にぽっかりと大穴が開いていてそこからだらだらと黒い雲みたいのがたれ流れていた状態だったんだけど、最近はその穴に蓋をして球体も圧縮して縮めていた感じで、中は凄い圧力なんだけど圧縮されて小さいから気付いていないんだけど、圧力は凄いから小さい穴が開くとその穴から鉄をも切るような勢いで何かが飛び出る感じ。

以前ニュースでむしゃくしゃしたので 3 歳児を歩道橋から投げ出した人が居たが、なんかそれに近い気がする。怖いというか、本当に理屈とかそういったのが効かない人が居るんだなと人事のように実感してしまった。直球で自分自信を指しているのに。怖いよなぁ。こんなのが潜んでいたら。自分でもびっくりだよ。

「ルサンチマンがなきゃいけない」という不安を見て思っただが、自分みたくルサンチマンを感じないように自分の理性の管理外に追いやると今回みたいな「一瞬ピチガイさん」が出来上がるみたいですよ。おおザッツ他人事ライク。やっぱりルサンチマンは正面から取り組んで乗り越えて成長しないといけないんか。うーん。けどなあ、ツライんだよねぇ。自分の理性の管理外に追いやったのも自己防衛の為だったんだと思うんだけどなあ。なかなか上手くいかんもんなんだな。