Diary Blog of Dary

temtanが書いた文章

早速 CanCam 2007 年 12 月号を買ってきた。

CanCamの企画に非難の声というのが注目されていて、赤文字女性誌観察者としてはこりゃ早速ネタにせねばと CanCam 2007年12月号を買ってきました。男でこの手の雑誌を買うのはエロ本を買うより恥ずかしいでしょうが、自分の場合はへのかっぱです。と思っていたらCanCamを読む男性芸能人なんてのが!こりゃモテ男への第一歩ですな。ちなみに以前女性にこういう本を買って読む事もたまにあるって言ったらマジ引きされたことがありますよ。へへ。
まず CanCam の第一印象ですが、相変わらず「重い!」。コンビニで買って家に帰って最初にやったことは CanCam を体重計で計測ですよ。そしたらなんと 1.4kg ありました。おいおい、下手なダンベルより重いですよ。これは常にダイエットに励む女性陣への CanCam 編集からの愛が詰まっているからですね。ついでの広告も。
んで、問題の記事ですが、まずタイトルに1ページ、持ち物に関して2ページ、生活に関して、恋愛に関して、あと細かい比較、ハリセンボンにインタビューにそれぞれ1ページの合計7ページの記事でした。第一印象は、「意外とちゃんと読んでいるのね」と。だってこの雑誌とっても重いんですよ。500ページも超える雑誌なんですよ。それの7ページをちゃんと拾って読んでいるとは。自分だったらその直前の料理特集ぐらい流し読みして終了な記事ですよ。ちなみにその料理特集ではいろんな女性がいろいろな料理をしているのですが、これが一人もエプロンをせずとってもオシャレな格好で料理しています。やはりファッション雑誌としての譲れない線があるのでしょうね。
次に記事の内容ですが、持ち物に関してはモテブスと言うよりは「これ持ってた方が好印象だよね〜」とか「これって印象良く無くない〜?」ってレベルですね。そりゃ「ぐちゃぐちゃのハンカチ」よりはちゃんとした「ハンカチ&ティッシュセット」の方が好印象ッスよ姉さん。まあ中にはブスアイテムに「オシャレ目的じゃないメガネ」と言う本来の目的にかなっておきながらブスアイテムにセレクトするという、メガネっ娘好きからは冒涜とも取れる内容もありますが、全体的にまあ普通ですよね。
生活に関してはモテとブスの比較が極端過ぎかなと。まあ雑誌としては面白くするにはこの程度は別にいいです。というか、時にはモテの生活、時にはブスの生活になるのが人間でしょう。だからブスな生活を減らしてモテの生活をしましょうとまあ建設的な意見が立てられるし、内容もそれなりに普通の説得力があります。
けど次の恋愛はかなりあやしいです。比較項目は、「合コンで気に入った人を落とせる確率」「今まで合コンで付き合った人数」「デート費用の平均」「デート費用はどちらもちか」「今まで貰ったプレゼントの最高額」「プレゼントに貰うもの」「今まで付き合った人数」「一人あたりの付き合った期間」なんですが、これって全部、モテブスのどちらかに決定した結果どうなるのかなんですよね。たとえば合コンで気に入った人を落とせる確率なんて、モテ子ならそりゃあ高いだろうし、ブスなら落とせませんよね。つまりこの記事では「モテ子ならこんなに得しますよ、ブスだとこんなに損しますよ」という概念を植え付けるんですよね。まあ悲しいけどある程度は現実なんですが。けど一部男から見ると怖いことが。それが「大切なコにプレゼントするときの平均金額=約5万円〜」って書いてあるんですよ。いやいやいやいや、それ人によるから。5万って言ったらがんばった自分へのご褒美(笑)ですらそんなに行かないですよ、自分は。こんなので具体的な金額を植え付けないでくださいよ、CanCamさん。この金額に行かないプレゼントで「私は愛されていないんだわ」みたいな女性ができちゃうできちゃう。
次の細かい部分なんですが、リンク先で主に突っ込まれていた所ですね。まあなんというか、全体的に「本気で受け取ったら負け」な雰囲気に包まれています。雑誌記事を見る前にリンク先を見ていたときはマズいんじゃないと思っていたのですが、雑誌記事を見て考えなおしました。これは「あっ、私カラオケで○○を歌ってるぅ〜w。ヤバイ〜ww。キャハハ」って反応が正しい気がします。いやだってね綺麗なお姉さんが「今だからいえるけど、卓球部・・・」って言ってるんですよ。説得力ゼロじゃんか。ブス側であってもCanCamモデルが発言しているのでこれは、CanCam編集部からの「こんなのでモテブスなんて決まりませんよ」というメッセージがこめられていると考えるべきです。まあ、特に大騒ぎするような内容じゃ無かったですが、自分的に突っ込みポイントがあったので突っ込んでおきます。格闘技のルールにまで精通がブス側なんですが、格闘技を楽しむはルールわかってるの前提じゃないですか。サッカーだってルール知っているから見て楽しめるんでしょ。つうかルールわかってないのに見てたらそれこそドン引きですよ。あと飼ってるペットでニワトリって居るの?いや、実家で飼ってるとかでしょ。一人暮らしでニワトリ飼ってたらそれ面白娘ですよ。紹介して欲しいね。あと、コレクションしているものでブス側に「石」ってのがあるんですが、これってモテ側じゃないですかね?だってねえ、ホラ、石って言ってもピカピカ光る石を集めている人いるじゃないですか。ねえ。
ああ、あと最後のハリセンボンのインタビューは単なる芸人のネタの披露でした。
しかし、CanCam(というか赤文字系雑誌全般)のモデルはなんで全体的に濃いんでしょうかね。濃いって言っても化粧が濃いのではなく、外人は顔が濃いとかそういった感じで、こってりしてるんですよね。これがOggi小泉里子程度でいいから薄くなればいい感じなのになあ、とまあ個人的に思いましたとさ。