Diary Blog of Dary

temtanが書いた文章

結婚にどんな夢を見るか。というか結婚は現実。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/895217.html

リンク先は結婚できない(しない)男女の新聞記事に対する 2ch の反応。最初は新聞記事を読んでいなかったのだが、新聞記事を読むと色々を考えてしまった。

まずは、新聞記事があまりにネタ臭い。臭すぎ。あんまり本気になって釣られないように*1

女性は両親を亡くした 34 歳派遣社員で月収 20 万前半で家賃 5 万弱。理想は「相手の年収 1000 万で専業主婦で東京で優雅に暮らしたい」と。ポイントはあくまで理想だということ。んで、フリーター、ニートはありえない。30万払って医者との結婚情報サービスに入会。気になるのは普通の生活に関しては普通に地に足ついた現実を見据えているのに、(フリーター、ニートはありえないってのは女性の場合は通常は当然だからいいけど)何故にここまで結婚相手にだけは夢をみるのだろうか。それともせめて結婚相手ぐらいは夢を見たいのだろうか。まあネタ臭いけど。書いた人の中では、バブル時代の負け犬の人はこういう人だというステレオタイプがあるのだろうか。

さてと男性の方は、年金生活に入っている両親から月 6 万の援助を受けている運送会社*2契約社員 31 歳で月収は 15 万を切る。月 4 回はアキバに通ってメイド喫茶に 1 日 2,3 回。結婚願望は強くは無いが、理想は自分の趣味を認めてくれる事。一見結婚相手には多くを求めていないように見えるが、この場合「趣味を認めること」は恐らく月 4 回のアキバ通いを認める事なんだろう。んな無茶な。確かに相手には(この紙面上は)そこまで多くを求めていないが、これは無茶すぎる。その上にこの男はあまりに現実が見えていない。俺の友人の中でも親に月 6 万も援助(というか援助自体)してもらってるようなのは居ない。それなのに、メイドに囲まれている老後を想像できるのが恐ろしい。というかこっちもネタ臭すぎ。どっちもどっちだが、現実があまりに酷い分こっちの方が哀しい気分になる。

しかし、これはバブル時代の理想の結婚観による被害者の事の記事なのか、バブル時代の理想の結婚観を持っていると思っている記者の妄想記事なのか、今でもバブル時代の結婚観を植え付けたがっている新聞のプロパガンダ記事なのか、と思って自分の事を棚に上げまくってみた。

*1:特に自分な!

*2:運送会社は人の出入りが激しく、高年齢では厳しい会社だろうねぇ